2017年8月号 <センター探訪>

センター探訪

約30人が就業するサテライトオフィス

センター探訪

坂本嘉樹グループリーダー(左)とオペレータの久武陽子さん

KDDIエボルバ
ニア宅オフィスかみふくおか

仕事、育児、買い物が1カ所で完了
主婦が働きやすいセンターの最適解

 「ママ、おもちゃ買って」。オフィスを出てすぐ、子どもとの会話が始まる。

 KDDIエボルバは昨年から、「ニア宅」と称した職住隣接型サテライトオフィスの構築を進めている。埼玉県ふじみ野市の「ニア宅オフィスかみふくおか」は、駅前の大型スーパーの中に開設され、近隣に住む28名が就業している。約半数が、小さな子供を持つ20代から30代の主婦だ。就業者が無料で利用できる託児施設も併設している。

 スタッフの1人、久武陽子さんは、小学校2年生と幼稚園に通う4歳の息子のママだ。春休みなど長期休暇中は、次男を託児施設に預ける。「仕事中、子供に何かあってもすぐに駆け付けられます。昼食やおやつを一緒にとれることもうれしい」と話す。

 スタッフの多くが、仕事よりも優先したい“家族との生活”があるため、シフトは基本的に就業者の希望に沿って組み立てている。このため、業務内容はデータ入力やコールのアウトバウンドといった時間のコントロールがある程度可能なものが中心となっている。

 久武さんは入社当時、アウトバウンド業務に携わっていたが、電話が繋がりやすい時間が夕方に集中するため、データ入力業務にシフトした。働きたい時間に合わせて仕事を選べることは、“働きやすさ”につながっている。

 昨年、15名からスタートしたこのオフィスは、最大49席まで拡張可能。スタートアップメンバーである久武さんが日ごろから心がけているのが、後から入った同僚への声掛けだ。

 「困ったことがないか、積極的に声をかけるようにしています」と話す。

 “働きやすい環境”は、託児所や立地といった体制のみならず、働く人々が自身で作るこうした助け合いの文化も不可欠だ。

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オフィスの目の前はスーパーのおもちゃ売り場

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子供に何かあればすぐに駆けつけられる