インタビュースキルの磨き方

インタビュースキルはどのようにトレーニングすればよいのだろうか。

まず、
自分の声の表情を意識するトレーニングが有効だ。

たとえば、「それはいいですね」を「明るく元気に」「嬉しそうに」「怒って」「迷惑そうに」「不安そうに」とさまざまな表情で言ってみると、声のトーンや語尾、抑揚のちょっとした違いで、声の表情が変わることを体感できる。

これにより、顧客の表情にも敏感になり、声の変化に気づくことができるようになる。

次に、質問話法を習得する。

たとえば、「5つのなぜ」を意識するという訓練がある。

いつも同じ商品を購入する顧客に「5つのなぜ」を考え、それをもとに質問を考えてみよう。


①なぜ、いつも同じ商品なんだろう?

  ⇒ 「この商品のどのような点がお好きなんですか?」

 

②他の商品を知らないのかな?

  ⇒ 「他の商品にもご興味はおありですか?」

 

③どんな点が他社商品よりも良いかな

  ⇒ 「他社さんと何が違いますか?」

 

④どんな使い方をしているんだろう?

  ⇒ 「どんな時にお使いですか?」

 

⑤同じ商品で飽きないかな?

  ⇒ 「今後もご利用いただけますか?」


こうしたトレーニングを繰り返すことで、インタビュースキルを磨くことはできる。

著者:窪田尚子

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年11月02日 12時59分 更新

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